JACCI
~ Japan Africa Co-Creation For Industry
アフリカと日本の産業を"面"でつなぐ、
新しい連携モデルの構築へ
お問い合わせ

お知らせ
  • 8/22(金)にTICAD-9メイン会場にて、JETROとの共催パネルセッションを実施します
  • 8/22(金)14:30 - 15:15 パシフィコ横浜 展示ホールB&C、ステージB
  • 日アフリカオープンイノベーション ~J-BridgeとJACCIを活用した日アフリカ協業の成功イメージを掴む~
  • セッションにはウォークインでお越しいただけますが、事前の人数把握のため、参加希望確認フォームにて是非ご登録ください。
  • 8/21~22、TICAD-9メイン会場周辺でJACCI主催TICAD9サイドイベント(パネルセッション)を実施します。
    ウォークインでもお越しいただけますが、事前の人数把握のため、参加希望確認フォームにて是非ご登録ください。
  • 場所:ビジョンセンター横浜みなとみらい 703
    (神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6−1 センタービル 7F、みなとみらい駅直結。パシフィコ横浜より徒歩5分)
  • パネルセッション:
  • 8/21(木) 10:15~11:30 「モビリティ×ファイナンスで拓くアフリカ市場」
  • 8/21(木) 16:00~17:00 「日本とアフリカをカルチャ―でつなぐ、エンタメCo-Creation構想」
  • 8/18(月) 13:00~16:00 、東京都内でTICAD-9エンタメ前夜祭イベント(参加無料)を実施します。
  • 場所:RLounge (東京都渋谷区宇田川町4-7 トウセン宇田川町ビル6F)
  • イベントコンテンツ:
  • 超有名声優古川登志夫様によるアフロコミック漫画朗読劇
  • 大人気イラストレーターIXY様によるライブペインティング
JACCIの思想
アフリカ進出を目指す日本企業とアフリカの起業家・タレント・既存企業を機能横断的に束ねた「事業実行の仕組み」を構築。
従来の"1対1"の連携(マッチング型)ではなく、業界別にパッケージ化され、束ねられた「機能群」を構築し、面対面で連携します。

2024年12月に「第3回日アフリカ官民経済フォーラム」にて 経済産業副大臣よりJACCIについて発表。
  • 「令和5年度補正 グローバルサウス未来志向型共創等事業(アフリカ)」における再委託先として、Yo-ren Japanが採択され、JACCI事務局を拝命致しました。
  • 令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業委託費におけるマスタープラン策定等調査事業を実施する再委託先事業者の二次公募採択結果
    https://x.gd/UWvXm
なぜJACCIなのか?
日ア企業が抱える課題~情報・ノウハウ不足 / 成長の限界
情報不足
日本企業は現地市場や文化に対する情報が不足しており、アフリカ市場への参入判断が難しい状況です。
コスト・リスク
単独進出のコスト・リスクが高く、成功事例が少ないことによる意思決定の難しさがあります。
成長の限界
アフリカスタートアップは資金・連携先不足による成長の限界があり、日本企業との連携機会が限定的です。
協業ノウハウ
アフリカ企業は海外企業との協業ノウハウに課題があり、持続的な関係構築が困難です。
JACCIの提唱 ~ エコシステムを束ねた連携
  • スタートアップだけではなく、既存企業も交えた現地エコシステムを
  • 単体ではなく「束ねてつなぐ」ことで
  • 「必要な機能群」を「すぐに使える座組」として日本企業に提供し、連携
モビリティ・製造・エンタメなど、分野別にテンプレート化し、横展開しやすい状況を作ることを目指します。
JACCIの構造
事務局メンバーがアフリカ企業群を目利き。
アフリカでの成長、アフリカへの参入機会を狙う日本企業(群)との連携により、双方のビジネスを拡大させられる座組のマッチングと事業推進サポートや共同事業創造を行います。
                            
3つの領域での挑戦
挑戦1:モビリティ領域
日本の屋台骨である、「自動車産業」がアフリカマーケットをどうやって市場にしうるか?を検討
バスシェアリングサービス、Shuttlersの現状
  • 保有車両300台、稼働率90%
  • ナイジェリア内だけでも需要は大きい
  • 車両さえ確保できればビジネスを伸ばせる状況
課題は、零細な個人事業主が車両に係る財務リスクを全て取らざるを得ないリスク分散の不十分さにあります。アセットファイナンス未整備で車両調達が困難な状況です。
モビリティシェアリングマーケットへの
日本企業の参入機会
  • Yamahaは現地スタートアップのMaxと組んでバイクリース事業を展開
  • MUFGは現地スタートアップのMooveに戦略出資をおこない、スズキがインドで生産する車両をUberドライバー向けに供給
昔に比べてガバナンスが整いつつあるモビリティマーケットに対し、日本のメーカー・金融機関の進出を狙い、日ア双方のビジネススケールアップに挑戦します。
挑戦2:現地製造を見据えた段階的進出
1
現地ニーズ理解
日系・外資系企業とも「顧客ニーズに合った商品提供」に苦戦しています。現地の嗜好や文化に合わせたローカライズが不十分です。
2
製造課題
生産コストが高く、価格競争力が低い状況です。原材料の現地調達が不足し、輸送コストも高いため、現地に根ざすことができていません。
3
撤退リスク
PMF未達のまま撤退するケースが多く、市場ニーズを捉えるための段階的PDCAの仕組みが必要です。
西アフリカ、特にナイジェリアはアフリカの中で最も人口が多く、マーケットとして非常に魅力的である一方、なかなか市場攻略が困難なこともあり、日本企業の進出が進んでいない地域です。
サントリー、P&G、パナソニックなど多くの企業が試行錯誤しながら市場に挑戦していますが、現地ニーズの理解と、それに合わせたローカライズに苦労し続けています。
また、現地生産を思うように拡大できず、為替リスクの影響や末端価格の上昇が発生しています。
他方、現地企業と協業し、成功している欧米企業も見受けられます。
段階的にPOCを積み重ねながらマーケットに入り込めるようにする、日本企業への参入障壁を下げる仕組を作り、市場攻略を狙っていきます。
挑戦3:エンターテイメント産業の可能性
タレントマネジメント
日本企業は現地の文化・思考を理解しておらず、乖離したPR戦略を行うケースが多い一方、他国企業は現地トップタレントを起用し成功しています。
日本企業のPR・広告戦略をローカライズするコンサルティング機能等を検討中
スマホゲーム
アフリカのスマホゲーム市場は2029年までに33億USD程度に到達予測。マッチ、バトルロワイヤル、スポーツなど日本の人気ゲームと重複するジャンルもあります。アフリカのスマホスペックに合わせたローカライズが成功の鍵です。
アニメ
日本アニメはアフリカで人気がありますが、海賊版のせいで市場参入が困難です。日本企業が「IPライセンス+収益分配」モデルを提供し、アフリカのスタートアップの資金負担を軽減することで、双方にメリットのある関係構築が可能です。
アニメ市場の可能性
アフリカの人気日本アニメTop10
  • ドラゴンボール
  • ナルト
  • ワンピース
  • 進撃の巨人
  • 鬼滅の刃
  • 呪術廻戦
  • 僕のヒーローアカデミア
  • ブリーチ
  • スパイファミリー
  • 東京リベンジャーズ
アフリカのアニメスタートアップでは資金調達が成功するまで製作が止まる事態が発生しています。例えば「The Adventures of Mashaba」は1stシーズンのみ放映され、高コストのために後続シーズン製作は無期限の延期になっています。
日本企業によるIPライセンス供与と収益分配等の資金面でのリスク軽減、現地企業による海賊版対策・現地向けローカライズが組み合わさることにより、双方のアニメマーケットの発展が見込めます。
アフリカを「点」で見る時代は終わりました
これからは、"面"で仕掛け、束ねて入る時代です
JACCIは、日本とアフリカの間に本質的な共創を生み出すための第一歩です。
JACCIに関するお問い合わせ先
JACCI事務局
Email: [email protected]
担当者:酒巻、劉、Kei
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